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過払い請求の推移


過払い請求、或いは過払い金返還請求と言う言葉を最近耳にする人が増えてきたのではないでしょうか。一般の人が裁判を起こすなどなど無縁だった時代とはうってかわり、今では損害賠償などの民事裁判を起こす事例が増えています。東京地裁が2009年に提訴を受理した、交通事故や労働、行政などの専門訴訟を除く訴訟件数が過去最高の4.4万件となったようです。
原因の一つは過払い請求の訴訟。2008年は民事裁判の全体数は約3万6000件、 前年比3000件の増、そのうち過払い金訴訟は約9700件、2009年は約4万4000件、 前年比8000件の増、そのうち過払い金訴訟は約1万2900件となっています。明らかに消費者金融などに過払い金返還を求めた訴訟が全体の件数に関連しているのがわかります。この件数は裁判官1人当たり年間約300件を処理していることになっています。司法では裁判員制度が始まり、刑事裁判に注目が集まっていますが、民事裁判もたいへん変化しているのです。
過払い請求が増加したのは、最高裁が2006年、貸金業者がいわゆるグレーゾーン金利、利息制限法と出資法の上限金利間の利率の差額分を受け取ることを事実上認めないという判断を示してから件数が急増しているのです。
多くの判決が過払い金の返還を促しており、貸金業者も裁判になって争うよりはさっさと示談に応じ、過払い金を支払った方が面倒ではないので、支払いに応じるようになってきたことも大きく影響しているのでしょう。